新卒で無期雇用派遣を選んでいる人は派遣会社のキャッチフレーズに惹かれて
夢みて入社した人多いのではないか。
社会人になっても研究ができる!とかね。
厳格に言うと上記は間違っている。実際は研究の現場に物理的には入れるけど、研究を主体的にはできず、補助として研究の現場に居られるが正しい。そのそも派遣先から見れば、派遣社員は完全に社外の人間である。メインでやらせる訳がない。たまに幸運な職場に配属され、派遣先の正社員と同じような業務をさせてもらえるパターンもあった。大学に派遣される場合は、けっこうわけへだてなく業務ができる印象だった。
修士や博士の学生は、研究という仕事にこだわる。そこをうまく利用されてしまっているのである。
「研究が楽しい」には、①自らアイデアを考え検証する ②実験作業が楽しい の2パターンがある。
②であれば派遣でも満足感が得られと思うが、①だとひどくつらい立場に置かれるだろう。
自分がどちらのパターンがよく考えてみよう。